車検ってなぁに?

車検とは

車検とは

一定期間ごと国が行う検査で、自動車の安全性や公害防止の観点から、車が国の決めた基準(保安基準)に適合しているかどうかを検査するものです。
あくまで、その時点で保安基準に適合しているか否かを検査するものであり、次の車検までの安全性を保障するものではありません。

ユーザー車検とは

ユーザー車検とは、自動車の使用者(ユーザー)が自ら点検整備を実施して国の検査場に自動車を持ち込み、検査を受けることをいいます。

車検代行とは

車検代行とは、車検代行業者等が自動車の使用者(ユーザー)のかわりに国の検査場に自動車を持ち込み、検査を受けることをいいます。

定期点検整備とは

定期点検整備とは

車のトラブルを未然に防ぎ、性能を維持するために行う予防整備のことで、「車の人間ドック」にあたります。

自己管理責任とは

道路運送車両法において、自動車の保守管理責任はユーザー自身にある(自己管理責任)ことが定められており、自動車ユーザーには、日常点検と定期点検が義務付けられています。
(車検証の裏面にも「・・・使用者は、日常点検整備や定期点検整備を確実に実施するとともに、使用状況に応じて適切に保守管理を行う必要があります。」と記載されています。)
車検に合格したからといって点検しないなどと過信せず、日常のチェックをしっかりと行い、自動車の安全確保、公害の防止に努めましょう。

部品交換の目安

タイヤ

定期点検整備とは

タイヤ横の三角形の延長線上には、保安基準で定められた溝の深さ1.6mmを示す「スリップサイン」があります。このスリップサインが露出し、残り溝1.6mm未満となったタイヤは、「整備不良」として使用禁止となり、車検にも合格できないため、新品タイヤと交換する必要があります。
なお、溝の深さが2.5mm以下になると制動距離が長くなったり、濡れた路面でスリップしやすくなり危険です。気になる場合は早めに交換してください。

タイヤ横の三角形

ワイパーゴム

ワイパーゴム

ワイパーゴムの寿命は、クルマの使用状況や保管状況により大きく異なりますが、次のような症状が出たら早めに交換しましょう。

  • 拭き残しがあり、視界が悪い
  • ウインド・ウォッシャー液を出し、ワイパーを作動させたとき、ギリギリとかキーキーといった異音が出る
  • ゴムの端が切れ始めている

エンジンオイル

エンジンオイル

エンジンオイルはエンジンの血液です。ドロドロ血液ではエンジンの健康も保てません。3,000~5,000キロ毎の交換をおすすめします。

オイルフィルター

オイルフィルター

エンジンオイルの汚れをきれいにするフィルターです。
オイル交換2回に1度は交換しましょう。

オートマチックオイル

オートマチックオイル

「変速ショックが大きくなった」「音がうるさくなった」など、お感じになったら点検、交換して快適走行を。

ブレーキオイル

ブレーキオイル

ブレーキの力を伝える重要な役割です。汚れて性能が低下し、ブレーキが効かなくなったら大変!2年に1度は交換しましょう。

ブレーキパッド

ブレーキパッド

残り3ミリ以下なら要注意!キチンと点検を受けて、安全走行のために早めの交換を実施しましょう。

スパークプラグ

スパークプラグ

「エンジンのかかりが悪い」「加速がにぶい」「燃費が悪くなった」などの症状がでたら、そろそろスパークプラグの交換時期かも・・・。