快適なカーライフのために - 詳細

Car Check!

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車を動かすしなやかなメカニズム<液体>

快適車生活のためのワンポイントアドバイス VOL.12

CAR CHECK!

潤滑・保護・冷却など目的にあわせて、様々な液体が大活躍。
目に見える部分ではないので、定期的に意識してチェックしましょう。

エンジン内部のマルチプレーヤー

エンジンオイル

エンジンが動くために必要不可欠で、エンジン内部の面倒を一手に引き受けています。

・内部金属機構(ピストン・シリンダー等)の潤滑
・摩擦による高温化の冷却
・部品表面 を覆うことによる防錆
・エンジン内部で発生する金属クズ(スラッジ)やカーボンを洗い流す洗浄作用・・・

エンジンオイルなしではクルマはまったく動かないといってよいでしょう。
様々な役目を果たしているだけに、色々な要素で劣化し、性能が低下します。熱による劣化・酸化、金属紛の混入によるヨゴレ、ガソリンの混入による希釈などなど。
そのため、定期的に新品と交換しなければエンジンに悪影響を及ぼします。メーカー推奨は1年ごと、または走行15,000Kmごとですが、過酷な使用をする場合はこの半分の期間・距離を目安に交換すべきというただし書きがあります。実は一般 ユーザーの多くは、この「過酷な使用」に当てはまるクルマの使い方をしているため、半年または6,000~7,000kmくらいでの交換が理想的です。
古いオイルを流し出すということはエンジン内部のヨゴレも吐き出すということ・・・
こまめなチェックで、最適な状態を維持することが大事です。

同じオイルに見えても適材適所

ミッションオイル・デフオイル

ミッション・デフ(デファレンシャル)部はギアの組み合わせで動くため、金属同士の摩擦が避けられません。そのため、磨耗を防ぎ、潤滑を助ける役割を果 たしています。ミッション・デフにはいくつものタイプがあるため、それぞれのタイプに応じたオイルが使われています。
こうした駆動部のオイルは、交換時期についてあまり神経質になる必要はありません。シフトチェンジ時に妙に重く感じたり、ギアの入りが悪くなるなど、明らかに調子が悪くなければ交換しなくてもOKです。しかし、こうした症状が出て、交換する場合には注意が必要です。それぞれの機構により必要とされる性能が違い、種類も多岐にわたるため、慎重にオイル選びをする必要があります。純正以外のオイルや、前に使っていたものと異なるオイルを使った場合、かえって症状が悪化してしまう場合があります。AIRの整備工場に任せれば安心です。交換の際はぜひご相談を!

ブレーキペダルの力を確実に伝える

ブレーキフルード

ブレーキホースの中はこのフルードで満たされており、ドライバーがペダルを踏んだ力を油圧により確実にブレーキパッドへ伝え、制動力を生みます。 それだけに劣化するとクルマの基本性能である「止まる」性能が落ち、非常に危険な状態になってしまいます。 ブレーキホースはゴム製で密閉されているように見えますが、ゴムの性質として特に損傷がなくてもわずかながら空気を吸いこんでしまいます。 長年使用したブレーキフルードはこのわずかな空気の流入により湿気を吸収してしまい、水分を含むようになります。 水分を含むとフルード自体の沸点が低下し、ブレーキ部の発熱でフルードが沸騰したときに空気の泡が発生してしまいます。 こうなるとペダルからの力が伝わらなくなり、ブレーキがまったく効かなくなってしまいます。
ブレーキフルードはその役目上、他のオイル類のようなヨゴレによる劣化の判断はできません。劣化度合いの判断は、水の通電性を利用してテスターによる導電性能の測定により行なわれます。クルマの基本性能に関わる重要なもののため、メーカーからも「定期交換部品」として指定されています。交換期間は3年程度とされていますが、定期的な性能チェックを欠かさず、2年程度での交換が理想的です。オイルのように汚くならないため、劣化に対する認知度は低いのが現状ですが、目に見えなくても確実に劣化は進んでいます!充分注意してください。

地味だけどこれなしに冬は越せない

ロングライフクーランド(LLC)

エンジンの冷却のためにラジエター内の水を循環させますが、水だけだと低温では凍ってしまい、場合によってはエンジンに大きなダメージを与えてしまいます。そのため、より凍結点の低いLLCを混入することで低温下でも凍らないようにするのが第1の役割。このほか、循環部のサビ止めや、ウォーターポンプの水漏れ防止の役割も果 たしています。
長期間使用し続けると、LLCの性能では防ぎきれないサビで汚れてきます。また、補充の際に水だけを足していると、LLCの濃度が充分でなくなり、必要な性能を発揮できなくなってしまいます。冷却液の凍結を心配しなくてよい時期には目立ったトラブルにはなりませんが、メンテナンスを怠ると忘れた頃に大きなトラブルの原因となってしまいます。LLCの濃度は、クルマを使う地域や時期により変わり、交換時期もどのくらいの性能が 必要とされるかにより変わりますので、お近くのAIR工場へご相談ください。