快適なカーライフのために - 詳細

Car Check!

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簡単なチェックとケアで愛車と長くつきあおう!

快適車生活のためのワンポイントアドバイス VOL.7

CAR CHECK!

膨大な数のパーツで組み立てられている車は、何かあれば様々なところでその黄信号を発信しています。
そのサインを少しでも早く察知して、状況に適した処置を施しましょう。

車のトラブル簡単チェック

ラジエータ

ラジエータ本体は、冷却水を循環し、空気によって冷やすための装置です。空気の取り入れを妨げるような木の葉やゴミが引っかかっていないか、またフィンが変形していないか等をチェックしましょう。目立った変形のあるフィンは、できるかぎり直しましょう。ただし、フィンは薄い金属板なので、無理に力をかけて破損をひどくしないよう注意して下さい。ついでにボンネットを開けて、冷却水の状態もチェックしておきましょう。

ゴム製パーツ

クルマの内側、外側を問わず、ゴムはさまざまな部分で使われています。見えるところではワイパーブレード、ミラーなどの取付け部分、見えないところでは、エンジンマウントのクッションや、各種フルード類のホース、マフラー吊り下げ部品など、いろいろあります。ゴムの劣化は見ればわかるもので、ツヤが失われたり、固くなったり、ひどい場合はヒビ割れしてきます。パーツの使われている部分によって劣化にバラツキはありますが、表面のツヤが無くなったり、固くなったかな?という時は、市販の保護剤などを使用して油分を補えば大丈夫。ヒビ割れした場合には、できるだけ早く部品交換するようにしましょう。

タイヤバランサー

ホイールについている小さな金属板バランサー。小さな部品ですが、実はかなり重要な部品なのです。走行中、ホイールの回転方向を一定に保つために付けられているもので、これがなくなると、タイヤの回転がブレてしまい、ガタガタと振動が発生します。とても不快なのはもちろん、足回りのメカにも悪影響を及ぼします。バランサーを取付ける位置や重さは、キチンと決められているので、もし、なくなっているのに気づいたら、早目にAIRの整備工場に相談するようにしましょう。

車をいたわる運転習慣を身に着けよう!

やめよう!パワステの据え切り

エンジンがかかっていれば、停車中でもパワステのおかげでクルクルとステアリングを切ることは可能です。しかし、実はクルマにとって非常に負担のかかることなのです。足回りやパワステ自体に大きな力がかかり、ホイールアライメントが狂ったり、最悪の場合、パワステの部品が破損してしまいます。どうしても据え切りのような操作が必要な時は、前進か後退でゆっくりクルマを動かしながら行うと負担を減らすことができます。

やめよう!急加速・急停止

アクセル操作やブレーキ操作が極端だと、クルマ全体にジワジワとダメージが蓄積します。エンジンを支えるマウントが傷んで振動のもとになったり、ブレーキの消耗や偏磨耗で性能が落ちてしまいます。アクセルもブレーキも、徐々に加速・減速することでクルマが長持ちし燃費もよくなるのです。危険を避けるための緊急時以外は「余裕を持ってやさしく」を心がけましょう。

ライトのON/OFFのタイミング

ライトの光源となるバルブ(電球)のフィラメントは、点灯時に最も負担がかかります。「交差点での停車時は、対向車のためライトをオフ、青信号で発進時に再度点灯」もちろんマナーとしては正しいのですが、単なる習慣になっていませんか?つけたり消したりを繰り返していると、バルブの寿命は確実に縮まります。他車を思いやる気持ちは大切ですが、不要な操作は極力避けて、ケースバイケースで「ライトOFF」を心がけましょう。

タイヤローテーション

タイヤを長持ちさせるための方法として昔から最もポピュラーなのは、前後(左右)で定期的にタイヤを入替えることで、摩耗を均等にし、寿命をのばします。ずっと同じ構成でタイヤを使っていると、FF、FR、4WDなど駆動方式に関わらず、ステアリング操作によってよく動くフロントタイヤの方が早く磨耗し、寿命がきてしまいます。以前は「右前輪と左後輪」という具合に対角線でローテーションするのがいいとされていましたが、最近は回転方向が決められているタイヤもあるため、同サイドの前後で入替えをすれば充分です。ただし、クルマの前後を同時にジャッキアップしなければならないなど、大掛かりな作業になるので、設備の整ったAIRの整備工場に頼むのが安心です。