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Car Check!

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ブレーキングの極意!

快適車生活のためのワンポイントアドバイス VOL.4

CAR CHECK!

走る、止まる、はクルマの基本。
走る、止まるの動きを繰り返しながら、車間を調整し合うことで”クルマの流れ”は成り立っています。しかし、それぞれのクルマの動きには”自己流”が表れやすいもの。今回はブレーキングの極意を紹介しましょう。

ポンピングブレーキの使いすぎは逆効果?

クルマの流れが急に止まりそうな時などに、素早くブレーキングを繰り返す、"ポンピングブレーキ"。自分のクルマが減速することを後続車に伝え、追突を避ける意味でも有効なブレーキングです。しかし、このブレーキングが癖になり、頻繁にブレーキランプを点灯させていると、後続のクルマは"単に運転に不慣れなのか"と思い、いざという時に効果を発揮しません。必要に応じて使うように心がけ、単なる習慣で行なわないようにしましょう。

ブレーキングの基本?スムース操作で快適ドライブ

ブレーキ操作は、早めにゆっくり踏み始め、徐々に減速しながら目的の位置でやさしく停止するのが基本。緩やかに減速すれば停車時のショックが少なく、同乗者にとっても安心かつ快適です。
一方、高速道路で前方に渋滞を見つけた時など、強めのブレーキで停止する場合は、ジワジワっと踏み込んでいたのでは減速が間に合わず、前方のクルマに追突してしまう危険性があります。こういう時には、まずグッと強くブレーキを踏み、最初に大きく減速してから足を緩め、停止位置を調整します。(あくまでも制限速度を守っている場合です。)
早めにブレーキをかけることで後続のクルマに減速を知らせ、追突されるのを防ぐこともできます。

長い坂道では、ブレーキングとエンジンブレーキを併用

長い下り坂では、フットブレーキだけに頼るのは危険。ブレーキパッドが連続して加熱されることで、焼きついて操作不能になったり、熱がブレーキフルードまで伝わり、フルードが沸騰して細かい気泡を発生するベーパーロックが起きたりします。この状態になると、突然ブレーキが"抜ける"ように効かなくなり、非常に危険。長い坂道での減速は、フットブレーキを踏みっぱなしにせず、エンジンブレーキを併用し、ブレーキパッドを適度に冷却しながら運転するようにしましょう。

長い坂道では、ブレーキングとエンジンブレーキを併用

信号待ちのわずかな時間にサイドブレーキを引き、ペダルから足を離す方もいると思います。しかし、後方から止まり損なったクルマが接近してくるような緊急時には、対応が遅れてしまいます。フットブレーキを踏んで停止している状態なら、状況に応じて発進して回避することも可能です。仮に追突が避けられなくても、制動力の強いフットブレーキを力一杯踏んでおけば、クルマの動きを抑え、体への衝撃を軽減できます。あまり緊張してガチガチになるのは良くありませんが、"いつ何が起こるかわからない"という気持ちと即応性は忘れないようにしましょう。

周囲の状況をあらゆる角度から把握

信号待ちのわずかな時間にサイドブレーキを引き、ペダルから足を離す方もいると思います。しかし、後方から止まり損なったクルマが接近してくるような緊急時には、対応が遅れてしまいます。フットブレーキを踏んで停止している状態なら、状況に応じて発進して回避することも可能です。仮に追突が避けられなくても、制動力の強いフットブレーキを力一杯踏んでおけば、クルマの動きを抑え、体への衝撃を軽減できます。あまり緊張してガチガチになるのは良くありませんが、"いつ何が起こるかわからない"という気持ちと即応性は忘れないようにしましょう。