カーウォッシュ関連

便利なものでは水を使わず塗って拭き取るだけでクリーニングとワックス効果を出せるものも出てきました。それぞれの特徴を活かせば、「とことん洗ってキレイに」もできますし、「手間をかけずにそこそこキレイに」という使い方もできます。洗車の時間や環境に応じてユーザーの選択肢は非常に広くなっています。

消臭剤

車内のやっかいなニオイを解消する芳香剤や消臭剤。発煙して車内全体のニオイをとるものやエアコンに吸引させて内部のカビや雑菌をピンポイントで取り除くものなどがあります。

ニオイの発生源となるエアコン、シートの布地部分など、パートごとにメンテナンスをしてから車内全体のニオイを取るとさらに効果的で、効き目も持続します。

液体ワイパーや油膜取りなど、ウィンドウをキレイにしてドライバーの視界を確保するもの。

手作業でガラスに塗りこむタイプや、ウォッシャー液として使うタイプがあります。手軽に使える反面、１回だけの塗りこみではクルマのワイパーではがれてしまいやすいため、雨が降らないうちに何度か繰り返し塗っておくと塗膜が強化され、効果が長持ちします。「晴れている間にメンテナンス」がコツです。

リペア関連

ちょっとしたキズを目立たなくするコンパウンドから、ある程度のヘコミを直すパテまで、用途に応じた製品がそろっています。

コンパウンドは浅めのひっかきキズなどを目立たなくすることができますが、働きとしては表面を研磨するものなので、あまりこすりすぎると塗装のツヤが失なわれたり、下地が出てきてしまいます。キズ消しのつもりで新たなキズを増やしてしまうことにならないよう注意しましょう。下地が出るような小キズはタッチアップペイントで早目に対処し、サビの広がりを防ぎましょう。

パテやウィンドウリペアなど、大きなキズ・ヘコミや特殊な箇所の修理用マテリアルも販売されていますが、これらをうまく扱うのはなかなか難しく、失敗したくない場合はプロに頼むのがベストです。

添加剤

ガソリン添加剤、オイル添加剤など

ガソリン、クーラント、ATFなどのパワーアップ用として、クルマのフルード類に混入させ、各フルードの効果をアップしたり、劣化を防ぎます。よく使われるのは「水抜き剤」と呼ばれるもので、燃料タンクにたまる水を燃料とともに循環して蒸発させ、タンクのサビを防ぐものです。ただし、エンジンの形式によってはこの水分が思わぬトラブルを招くこともあるので注意が必要です。

あると助かるケミカルグッズ

常備しておきたいケミカルは？

ただし、トラブル解決のケミカルはあくまで緊急時の対処用ですから、お帰りの後はAIRジャパン会員工場でチェック＆本修理を忘れずに。